フリーランスエンジニアのデメリットの1つとして挙げられるのが、孤独を感じやすい点です。主に自宅で仕事をしており、周囲との仕事上のつながりがあまりない場合、孤独を感じやすいのは仕方がないことです。
しかし、企業のプロジェクトに参加しているフリーランスエンジニアであっても、孤独を感じることは十分にあり得ます。
プロジェクトの成功のためには連携が欠かせないので、フリーランスエンジニアがプロジェクトに加わる場合も、仕事中に会話がまるでないということはまずあり得ません。
ただし、社員の人からすれば、フリーランスエンジニアは一時的に同じ仕事に取り組む助っ人のような存在なので、積極的に仲良くなる必要はないわけです。
逆に、フリーランスエンジニアからすれば、社員は取引先の関係者なので気を使う場合が多く、お互い表面的な会話しかしないままプロジェクトが終了することも、十分にあり得ます。コミュニケーション力が抜群に優れている人がプロジェクト内にいれば、話が盛り上がり孤独感を忘れられる場合もあるかもしれませんが、基本的には周囲との壁を感じて孤独感が解消されないということが起こりがちです。
フリーランスエンジニアとして働くのであれば、孤独を解消するために交流会に参加するのがよいでしょう。交流会では、同じ悩みを抱えているフリーランスエンジニアと知り合うことも十分に期待できます。
また、交流会は仕事のチャンスを広げる上でも重要で、交流会での縁から新たな仕事が舞い込むことも珍しくはありません。家族と暮らしている場合には使えませんが、フリーランス専門のシェアハウスに住んで仲間を作るという選択肢もあります。